今回のブログは近頃、進撃の巨人に激ハマりの
矢野が担当させていただきます。
さて、カサネラボではホールガーメント横編機で編んだ
腹巻きパンツやソックスを作っています。
機械はいつも調子良く動いているわけでは無く、
不具合が発生した時などは、針の調子や布地の状態を見るために
小さなサンプル布地を編むことがあります。
(↓このような感じのもの)
この布地は状態を確認した後はとくに使い道もなく破棄していたのですが、
わたしにとって非常にありがたい使い道を発見いたしました。
と、大げさに言うほどでもないのですが、なんてことはないただ首に巻くだけです。
そして、いつ巻くかと言いますと寝てる時に使っています。
近頃は運動不足や筋力低下も関係している(?)のか寝違える事が増えておりました。
朝起きた時は気づかず洗面の前に立った頃に痛みを感じ、
その後苦痛を感じながら一日を過ごす、あの不自由な寝違い。
なんとか改善出来ないもんかと思案しておりましたが、
思い返すと寝違える時は、寝ている時に首後ろに冷たさを感じる事がありました。
(寝ている時に首の後ろを触ってみると案外ひんやり冷たいものです。)
冷えて筋肉が固くなっているのか、血行が悪くなっているのかわかりませんが、
とりあえず温めてみようと家にあるタオルやら腹巻きやらを巻いてみます。
しかし温かいのですが、これがなかなかうっとおしいのです。
そんなとき使ってみたのが試編み時に出たサンプルでした。
(↓一度洗うと小さくなり首に適度にフィット!)
ちなみに素材も高級ウールとシルクを使った贅沢な仕様・・。
付け心地はと言いますと、これが非常によいあんばいです。
この短さが首部分のみに収まる為、付けている時の違和感が少ないです。
さて経過ですが、たいてい冬のシーズンに数回は寝違えていたのですが、
これを巻いてからは、なんと寝違えは起こしておりません。
おそらく私の場合は、首の保温と寝違いには因果関係があったようです。
冬に寝違いでお困りの方は保温してみると良いかもしれませんよ。