隔週でこちらのブログを担当しておりますが、
え?もう私のターン…?
と毎回のように思い、時間の流れの速さに愕然としております、
カサネラボのKです、こんにちは😊
前に内絹外綿のはらまきパンツの製造過程をご紹介いたしましたが、
いかがでしたか?
手間暇かけられている姿、少しでもお伝えできていればいいのですが…😌
前回のはらまきパンツ製造過程ブログ↓
kasanelab.hatenablog.com
ところで、皆さん。
足元をご覧ください。どんなくつした、履いています🧦?
まだ家の中は寒いですから、ウールを履いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに私は家ではウールのくつしたを今は履いています🐑
(底冷えがすごくて…)
くつした生産日本一を掲げる、広陵町🎌
普段なにげなく履いているくつした。
はたして、そんなくつしたはどうやって出来上がっているのか…
…ちょっと興味ありませんか?
今回はそんなくつしたの製造過程についてまとめてみました💡
お時間よければお付き合いください😀
丸編機と横編機についてザックリ説明
前回のはらまきパンツは横編機(よこあみき・ホールガーメント機)で編み上げました。
横編機は平面的にはもちろん、3D構造でも編み上げることができる機械です。
カサネラボでいうと、はらまきパンツや指なり足なり5本指くつしたなどがそうです。
横編機でももちろん靴下は編み立てられますが、
効率とスピードでは圧倒的に丸編機が有利です。
今回はそんな丸編機(まるあみき)を使ったくつしたの製造工程となります。
丸編機って?
その名の通り、丸い形(筒)のまま編み上げていく機械です。
ご家庭用だと、こんな感じで想像する方もいらっしゃると思いますが…
こちらが丸編機です↓
メカニカルですねぇ。
アップで確認すると…
横編機は針が横に長く整列していて、横に移動して編み進められていきます。
対して丸編機はこうやってずっと丸のまま編み続けられるので、
スピーディなんですね~✨
丸編機での編み立て
では、こちらの機械を使用してくつしたの製造過程を追っていきます!
こんな感じで動きます。
上から下まで筒のような形になって繋がっているので、
この丸編機の下側では…
こんな感じになっています。
編み続けるとくるくると回りつづけます。
で、編み上がってきたものがこちら。
カット
※ここからくつしたの種類、色がまちまちになっております💦
ご了承ください…(また時間があったら画像修正しますね)
ずっと見ていられそうな心地よいカット…✨
お次はこちらをロッソ(縫う作業)していきます。
ロッソ
ロッソとは耳慣れない言葉ですよね。
専用のミシンで靴下のつま先部分を縫い合わせる工程です。
キレイに布と布を合わせて縫わないとゴロつきが生じ、
履き心地が悪くなってしまうので、とっても大事な作業です💡
さて、縫っていきますよ~!
こうやってひとつずつ丁寧に編み機に通して、
足元にあるペダルを踏んでロッソしていきます。
近くで見てみると、
この丸で印をした場所のあたりで、
針が高速で縫っているのが分かるでしょうか?
最後、一気に縫います!
完成!
実はこれ以外にも、ここから点検・セット・梱包・検針作業など続きますが…
一旦これで完了です!
本来は同系色の色を使用して縫います。
キレイに縫われています✨
表から見ると…
最後に
長くなりましたが、以上が丸編機でのくつしたの編み立てとなります🧦
これはカサネラボで使用されている丸編機を使用しての編み立て工程なので、
他社さまのお持ちの機械とは違った点もあるかと思います💡
このようにして手作業で、ひとつひとつの工程が繋がって
モノづくりというのは今まで受け継がれているんですね✨
なんだか感慨深いですね~。
少しでも興味を持っていただければ幸いです🥰
では、今日はこの辺で👋